Artifactドラフト入門
序幕
まず初めに、この文章を書くきっかけとなったArtifact player達との出会いに感謝する。彼らとの出会いのおかげで、私は高いモチベーションの元プレイをし続ける事が出来た。今、Artifact界は全盛期に比べほぼ1\100の人口を失ってしまっている。こうなってしまった原因には、ベータテスターの優位、誇大広告、カード市場の崩壊、非常に難解に思われるゲーム性等多くの原因が挙げられている。今もなおArtifactを続けているプレイヤーは(Chess)+(Poker)-(Hearthstone)=Artifactという主張の元、Artifactの大復活を願いつつ毎晩ラダーに勤しんでる。大本のValveですらこの問題を解決する事に対し難航している。そこで私は、一人でも多くのプレイヤーがArtifactに興味を持ち、楽しさに気付き、プレイし続けて頂けるように入門というべき文章を書くことを決意した。
1.ファントムドラフトデッキ構成のやり方
ファントムドラフトは、その場でパックを開けカードを2枚ピックしデッキを作り上げていく。また、各色に対しベースとしてキーフェ、ジャムイ、デビ、ファールヴァンが必ず選択できる。
デッキの完成形は基本的に
ヒーロ5体+(シグニチャカード3枚×5)=20枚
これにスペル、増強を加え合計40枚以上+アイテム9枚以上で構成。
基本的にデッキは40枚にし、一つの色に対し8枚(40÷5=8)となる割合にする。
まず、慣れるまではとにかくTierが高いカードをピックしたほうがいいだろう。Skybook123は、3パック目までは自動的にTierが高いカードをピックすべきだと言っている。
Tier表
TierList
クリープを並べるか、除去カードでクリープやヒーロを除去する流れを想像するかもしれないが、その効果を上回るのがカードシナジーとコントロールと感じている。
例えば(次元間ポータル+反乱軍の武装化)、(ignite+pray on the weak)のシナジーの協力さは簡単に想像出来るだろう。また、狡猾な計画、戦場支配による序盤にヒーローが倒されることを回避する事、完全抹殺によるボードクリアが強力だ。
また、コントロール系デッキは相手に対して対策を講ずる面でのイニシアチブを握る事ができるだろう。
3パック目まで終わった次には、カードのシナジーとデッキの原形を考えた方がいいだろう。シナジーについては、Artifact Bitcoin League(のちに説明)に参加する事で多くの事を学べる。
この段階ではまず、デッキの原形について説明する。
デッキの原形は大きく、アグロ、ミッドレンジ、コントロールの3種類に分類される。
それぞれジャンケンにような関係になっている。では、どうすればどの原形に当てはめる事ができるのか。
色については容易に想像できるだろう。
例えば、アグロなら黒でOglodi Vandal、ミッドレンジならば中盤までに盤面を制覇しつつOgre Conscript、Thunderhide Pack、コントロールなら青で戦場支配やネズミで耐えつつForesightで欲しいカードをドローする等。とにかくここに関しては、回し続けて理解していくしかない。個人的には、負の付加(強い相手と対戦し、あえて負け続ける)という行動は効果的だと思う。
単純に色だけで考察したシナジーや原形がこうだ。
青赤⇨ミッドレンジ
青緑⇨横並べポータル武装化、コントロール
青黒⇨ヒーロ除去、ポータル+(ネバモア)
赤緑⇨ランプ(ヒーロー強化)
赤黒⇨econ(アルファとか)
緑黒⇨緑次第で変わる。デコイ,Jukeならばヒーロ除去。マナ加速出来ればランプ
(econ=goldを稼ぎアイテム強化、ランプ=ヒーロー強化、コンボ=マナ加速でotkのようなデッキ)
カードの種類については、軽くまとめたのでこちらのスプレッドシートを確認してほしい。(考えている最中なので間違いもあるかもしれない)
次に意識すべきことは、マナカーブだ。
Artifactでは、基本的にマナが増える毎にカードの効果も強力になる。例えば、4マナの時点でStonehall Eliteを召喚、マナ8でTime of Triumphを使うと強力だ。4マナ以上のカードを多く入れ、最初のターンになにもできなくなると困るだろう。
つまり、マナカーブを考慮したピックにする事によって、それぞれのターンで使えるカードの確率を操作することができる。
加えてードの枚数でドローの確率がどう変化するのか。
例えば、40枚のデッキで1ターン目に、3枚のシグニチャを少なくとも1枚ドローする確率は約30%。これは、超幾何分布 - Wikipediaという数学の一種によって答えが出せる。
枚数を変えて計算する場合は
https://stattrek.com/online-calculator/hypergeometric.aspx
40枚前提、マナやアイテムについても知りたい人はこちら
この確率表は本当にみて理解したほうがいい。
これを考慮してデッキを組んだ後には、ヒーローの順番決めとなる。色に対するカードの多さ、初手のヒーロマッチアップ等考える事がある。
ターン、フロップ、リバーでどう配置すべきか悩んだらこの統計を利用しよう。
マッチアップを考慮すると、こういった確率も存在する。
最初のターンに、ヒーローとヒーローが殴り合う確率は約46%。読めばわかる。H adj to cはhero adjust to creep vs hero、つまり、ライカンやトレントがバフしたクリープが殴るという事。
以上の事を考慮すれば戦えるデッキが作れるだろう。
2.ドラフトを回す
まず基礎的な概念として、
・ヒーローコントロール
・マナ
・ゴールド
・カード(手札)
・イニシアチブ
・タワーヘルス(エンシエント)
の6つが挙げられる。それぞれこの優先度はターンを重ねる毎に変化していく。
以下の画像を参考にプレイすると上手くいくだろう。
Artifactでは1試合で決断する要素が多い
ターンとリバーでどこにヒーローを配置すべきか、レーンそれぞれ1,2,3でどのカードをプレイすべきか、アイテムは3枠の中から何を買うべきか。おそらく1試合で64回以上の決断が必要になる。1つの決断ミスによって盤面は変化するだろう。
あまりにも多いので、必ずミスを犯す。ではそのミスをどう評価すべきか?
1つのミスを同程度に扱うのではなく、重大か、そうでもないかを振り返って優先度をつける事がかなり大事。つまり、重大なミスをなくす事によって長期的に考えると勝率は上がるからだ。おそらく同じミスでも終盤にかけてのミスのほうが重大だ。序盤のミスならば修正できるが、終盤だとリーサルされてしまう場合が多い。
また、試合で負けたとしても、勝ち筋が見えていたらそれはいい傾向なのでポジティブに捉えましょう。
上達の近道は、とにかく回す、そして反省するという2つが大事。
その為にもTwitchで配信してログを残す事が有効だと思います。
3.大会に参加する
最初に勧める大会はArtifact Bitcoin Leagueだ。
Artifact Bitcoin Leagueはドラフトで、毎日行われているラダーでポイントを貯め上位に入るとファイナルテーブルに参加でき、優勝するとビットコインが貰える大会だ。
ここでは、海外プロゲーマーや有名配信者、今もなおArtifactを続ける精鋭が参加しているのでレベルが高いプレイヤーと戦ういい機会を得る事ができる。
参加方法は簡単で、DiscordでABLチャンネルに参加→#lobby-links→リンクから飛んで参加申請をするだけ。
受付締め切りは17:00,18:00,19:00....といったように1時間置きとなっている。締め切りが終わるとドラフトを開始し、大体15分以内に登録を済ませた後、トーナメントが開始する。
ABL Discord link:https://discordapp.com/invite/6PUdk58
ABL HP:(hpからもdiscordに飛べる)
別の大会情報を知りたければ、スマートフォンにArtipushというアプリをインストールしよう。
Artipushは、ありとあらゆる形式の大会情報を知れるいいアプリ。
4.コミュニティーの輪を広げよう
一人だけで考えると前に進む事は難しい。ABLで対戦相手とフレンドになったり、Twitchでコメントをしたり、discordのコミュニティーに入ったりして輪を広げよう。
そして、もしArtifact中毒に陥ったのであれば友人も沼に引きずり込もう。
Artifactをプレイしている日本人が集うDiscordはこちら
Artifact Japan:https://discord.gg/r5DXvB
そして、私がいるコミュニティー、オンラインサロン「佐々木塾」はこちらから参加できます。ぜひ参加してください。
オンラインサロン「佐々木塾」参加URL:
佐々木塾ブランド養成サロン
代表:佐々木挨拶
時代はますます「個人」の時代を迎えつつあります。ビジネスパーソンは、「個」としての魅力、突破力、キャラクターを強烈に磨き込まない限り、ただのコモディティ人材として使い捨てられ、プロフェッショナルとしても、一生活者としても、充実した人生を送りにくい時代環境になりつつあるのではないでしょうか?150年前に「武士の時代」が終わったように、今や滅私奉公型の「サラリーマンの時代」も終わりを迎えつつあると佐々木俊介は考えました。そんな新時代のサラリーマンに相応しいマインド、スキル、人間性を醸成するために、会社の枠を超えた、メンターシップ。師弟関係と同士とのコミュニティが必要になるであろうと考えて、こちらのサロンを開きます。このAI時代に、単なる形式的な知識はコモディティですが、自分が信じぬける勇気と確信そして師匠と同志との連帯にはプライスレスな価値が宿ります。佐々木俊介は、なにも普遍的な解を知っているわけではありません。しかし、私と一緒に、それぞれの正解を探し出そうとする、旅の中にこそ本当の自己変革と自己実現があるだろうと思っています。己の名前をブランドの域にまで高めようという志のあるビジネスパーソン諸君の参画をお待ちしております。
メンバーは皆、「人財」です。
一人一人が家族のような絆を感じ、切磋琢磨する環境に身を置くことにより「心」が「成長」する環境となっています。
一年間のOJT制度も導入し、現在離職率は0%を維持しています。
私達は、自分の強みを1つでも持っている新入社員を求めています。
弊社が求める人物像
・最先端の情報工学に興味があり、またその知識を活かしたい方
・英語や中国語など語学の学習に関心があり身に着けたい方
・コミュニケーション能力が高く「人」が好きな方
本社:埼玉県
資本金:0円
従業員数:60名
先輩社員にインタビュー
(フレッシュな気持ちに戻れたの意)
数々の喜びの声が挙がっています。
佐々木塾では、ゲームよりも人と人の関わり合いを重視しています。
その為、ゲーム内では恋愛トークが多く、ゲーム外では1月に1回は都内で飲み会を開催する等、コミュニケーションが活発です。
もし、興味をお持ちの人がいましたら、どうぞご参加ください。
オンラインサロン「佐々木塾」参加URL: